高年収のビジネスパーソンに5つの共通点

高年収のビジネスパーソンに5つの共通点

稼ぐ

社会人になってしばらく経つと、個人としての能力や性質の差

が、給与の差となってあらわれはじめます。

年収がどんどん上がっていく人もいれば、

多少上がりはするもののすぐに頭打ちになってしまう人もいま

す。もちろん年収は働いている業界や会社にも左右されるもので

すが、同じ会社にいても収入の違いが出てきてしまうのも事実。
では「稼げる人」と「稼げない人」の違いはどこにあるのでし

ょうか。

 

■「稼げない人」はマインドが低い
「稼げない人」と「稼げる人」の一番の違いはマインド。
現代では、職業選択の動機が「好きなことをしたい」

「自分のやりたいことをやりたい」というものになりがちだと

江上さんはいいます。

しかし、何も知らない学生時代や社会人になりたての時期に

「好きな仕事」や「やりたい仕事」などわかるはずがないと

いうのは事実。自分が何も知らないことを自覚して、

最初の何年かは丁稚奉公のごとくひたすら指示された

仕事をこなすことで少しずつ「稼げる人」

のマインドは育っていくのです。
■「稼げない人」は固定観念にしばられる
固定観念は時に柔軟な思考や臨機応変な対応の

妨げになります。
つまり、ある時点で良いと思ってやっていたことが、

後々そうではなかったことに気づいても、

自分の行動をなかなか変えられなくなってしまうのです。
冷静で客観的に事実を見て判断できるようになるためにも、

固定観念は捨てておいた方がよさそうです。
■「稼げない人」は素直じゃない
自分の考えに基づいて行動することは悪いことでは

ありません。
しかし、あまりにもそれが偏っていたり、

自分の思い込みで行動していると、いつまでも同じ失敗を

繰り返すことにもなります。
自分を叱責したり、注意してくれる人の言葉に素直に

耳を傾ける度量の広さを持ちましょう。

■「稼げない人」は数値判断が苦手
ビジネスはどんな仕事であれ、最終的には必ず数字に置き

換えられます。
これは売り上げや決算だけではなく、時間の使い方にも

いえます。
事実を客観的に見るためには数値化するのが一番ですが、

数値化することで目をそむけたい事実も明らかになって

しまいます。見たくない数字からも目をそむけずに見ること

ができるか。それも「稼げる人」と「稼げない人」の違いです。
■「稼げない人」は予算思考で行動する
個人のお金の使い方のタイプは「予算思考」と

「投資思考」に大別できます。
「予算思考」とはお金を使う際に、まず財布の中身を気にする

思考法で、「投資思考」とは財布の中身よりも

「何に使うか」に重点を置く考え方です。
江上さんによると、「稼げない人」は「予算思考」

で行動するといいます。
「予算思考」とは基本的にお金を貯めるための考えです。

貯めること自体はいいことですが、それによってお金の使い方

が臆病になってしまっては、ビジネス上の大きなチャンスが

来てもみすみす逃してしまうことになります。

これでは「稼げる人」にはなれません。

お金はないよりあった方がいいものです。
普段の努力の割に収入が少ない、

もっとお金を稼ぎたいと考えている人は、

本書で紹介されている「稼げる人」の考え方や行動を

学んでみてはいかがでしょうか。

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