ビールを飲んで脱水症状を起こすワケ 酷暑が終わっても、体の「異変」を見逃すな!
このところ若干過ごしやすい気温になってきましたが、
熱中症関連のニュースはまだちらほら見られます。
8月末から9月にかけても、再び厳しい残暑に見舞われそうですね……
[ad#co-1]テレビなどで見る天気予報の気温は空中の
温度を指しているので、実際に人が体感している温度
とは異なる場合もあります。
皆さんの体の保水量は本当に大丈夫でしょうか?
夏にのどが渇いた状態で水分補給をする際には、
がぶ飲みぐらいの水分量でちょうどいいと言われています。
が、そもそも体が「のどが渇いた」と感じてくれないと、
自分でも水分不足に気づかないもの。
ご自身の体に次のような異変が出れば、
それは脱水症状のサインかもしれません。
「気温」ではなく「暑さ指数」に注目!
これらはどれも、体の保水量が足りないときに起こる
可能性のある症状。
男女ともに多く見られるものなので、
汗をかくことを気にするあまり水分を控えている方は
要注意です。
[ad#co-1]近年の天気予報では「気温」だけではなく「暑さ指数」
というものも発表されているので、
そちらの数値もチェックしておきましょう。
暑さ指数は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)
に着目した指標。
気温以外にも湿度や日射・輻射(ふくしゃ)などを
加味して算出され、これが28度を超えてくると、
熱中症患者が著しく増える傾向にあります。
単純に気温だけを見て「危険な酷暑は終わった!」
と安心してはいけません。
また、気象庁が発表している「最高気温」は、
芝生の1.5m上での直射日光の温度を基準としているため、
照り返しの強いアスファルトの道路上では、
体感温度が+5℃ぐらい高いと想定しておきましょう。
アスファルトの照り返しは熱気だけでなく、
目にもダメージを与えます。水分補給と共に、
ビタミンAやアントシアニンなど、
目を守る食材も摂取しておきましょう。
日中の水分補給は、のどが渇いていなくても
数時間置きに摂取するのがベター。
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汗で体内の塩分もなくなっていくので、
ソルティウォーターなどナトリウム入りの飲料や梅干し、
塩辛いものも適宜食べておきましょう。
夏は汗や尿などで1日平均約2~2.5リットルの水分が
体から奪われるので、その分は飲料水だけでなく、
夏野菜や果物などからも補いましょう。
アルコールだけでは水分補給にならない?
また、暑い日は「会社帰りにビール!」、
そして夏休みは「昼間からビール!」といきたいところですが、
体が脱水状態の時にビールやアルコールをがぶ飲みしても、
残念ながら水分補給にはなりません。
むしろアルコールの利尿作用は、排泄時に必要な水分まで
奪ってしまい、結果的に脱水症状をひどくしてしまう場合
があります。ビールを飲み始める前に水を1杯飲むなど、
ワンクッション置く対策を講じてください。
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水分補給は必須ですが、塩分の入ったキャンディやガムなど、
持ち歩きできるもので工夫して塩分も補っておけば、
体に必要な水分が保て、脱水症状を回避できるかもしれません。
まだまだ続く残暑、少しの体の異変も見逃さず、
乗り切りましょう!
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