動物性?植物性?痩せるたんぱく質の取り方!!
たんぱく質は、血や肉の材料となる三大栄養素の一つであり、
健康維持に欠かせない栄養の一つです。
たんぱく質が不足すると、
筋肉量が減少して基礎代謝の低下を招き、
リバウンドや太りやすい体質をつくる原因となってしまいます。
ダイエット中には、たんぱく質の摂取が不可欠なのです。
たんぱく質には、
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質がありますが、
ダイエット中のたんぱく質摂取には、
肉や魚などの動物性たんぱくよりも、
大豆や大豆製品などの植物性たんぱくが
用いられることが多いです。
しかし、同じたんぱく質でも、
植物性たんぱく質だけではたんぱく質不足を
招く可能性があります。
そもそも、たんぱく質とは何なのでしょう?
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質はどう違うのでしょうか。
ダイエット中のたんぱく質摂取について確認していきましょう。
たんぱく質はアミノ酸からできている
人の体の20%はアミノ酸でできています。
[ad#co-1]そして、人間の体を構成するアミノ酸は約20種類あり、
体内で作られるアミノ酸(非必須アミノ酸)と、
体内では作られないため、
食品から摂取しなければいけない
アミノ酸(必須アミノ酸)があります。
たんぱく質と一言で言っても、
構成するアミノ酸によって種類が異なり、
]多くのたんぱく質をバランス良く含んでいるものもあれば、
そうでないものもあります。
たんぱく質の摂取において大切なのは、
たんぱく質の摂取量だけでなく、
たんぱく質を構成するアミノ酸のバランスと言えるでしょう。
[ad#co-1]動物性たんぱく質のメリット・デメリット
動物性たんぱく質は、
肉や魚、乳製品、卵などに含まれています。
動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質に比べ、
構成するアミノ酸のバランスに優れ、
人間の体を構成するアミノ酸に
近い組成になっているとされています。
動物性たんぱく質には、
植物性たんぱく質に比べて利用されやすい
アミノ酸が多く含まれ、
血や肉などを作りやすいというメリットがあるのです。
しかし、動物性たんぱく質を含む食品には、
同時に動物性脂質も多く含まれ、
ものにより悪玉コレステロールが多く含まれるものも多く、
大量に摂取するとダイエットどころか、
不健康になってしまうものもあります。
このため動物性たんぱく質だけではなく、
植物性たんぱく質からも必須アミノ酸の
摂取を行っていく必要があります。
[ad#co-1]植物性たんぱく質のメリット・デメリット
植物性たんぱく質は、豆類や豆製品などに含まれています。
特に豊富にたんぱく質を含んでいる大豆や豆腐、
おから、納豆などは、植物性の中でもたんぱく質の割合が多く、
ダイエット中のバランスを考えたたんぱく質補給
には優れている食品と言えるでしょう。
植物性たんぱく質のメリットは、
動物性食品に多い体にあまりよくない脂肪酸を抑えつつ、
たんぱく質を摂取できる点と言えるでしょう。
また米などの穀類は炭水化物が割合的に
多く含まれているものの必須アミノ酸の割合が
多く良質なたんぱく質を摂取する上では
必要となる食品と言えるでしょう。
しかし、植物性たんぱく質だけでは、
必須アミノ酸であるリジン、
スレオニンなどのアミノ酸を摂取しにくく、
これがバランスのよいアミノ酸摂取を阻害してしまいます。
動物性たんぱくと植物性たんぱくは1:2がお勧め
ダイエットを始めると、肉や魚の摂取量を減らして、
野菜や果物の摂取量を増やす人が多いようです。
植物性たんぱく質だけで、
バランス良くアミノ酸を摂取することができれば良いのですが、
それだけでは必要なアミノ酸は補いにくく
肉や魚などの食品からの摂取も必要となります。
植物性たんぱく質だけで必須アミノ酸を摂取しようとすると、
人間が必要とする必須アミノ酸全てを
補給できない可能性が高いのです
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を
バランス良く摂取することが大切です。
健康維持のためには、
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を
1対2程度の割合で摂取すると、
不足しやすいアミノ酸を補いながら体によくない脂肪酸を抑え、
上手にたんぱく質を摂取できるのではないでしょうか?
動物性たんぱく質を含む肉や魚には、
たんぱく質以外にもダイエットに効果的な
栄養素が豊富に含まれている食品もありますので、
たんぱく質以外の栄養素も考慮して、
上手に摂取すると良いでしょう。
[ad#co-1] また、調理方法や摂取する部位によっても摂取するカロリーが異なるため、
カロリーを減らす工夫をすることも大切でしょう。
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