人生でかかる出費とは??

A geriatrician holds the hand of an elderly woman with arthritis.

人生でかかる出費とは??

A geriatrician holds the hand of an elderly woman with arthritis.

ビジネス.com 人生でかかる出費より引用

若いうちは年をとって行った先のことなんか考えない

ものですが、生涯でどのような出費があるのか

いくらかかるのか?

 

結論から言うと、教育・住宅・老後の三大出費で2億円はかかります。

マイホーム・子育て・老後、人生の3大支出にかかるお金は?

人生に必要なお金を考えるとき、「人生の3大支出」という言葉が使われますが、皆さんはご存知でしょうか? 人生の3大支出とは、「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の3つをいいます。もちろん、全ての人に人生の3大支出が必要という訳ではありませんが、人生の3大支出にどのくらいかかるかを見てみましょう。

子ども一人にかかる教育費は?

子ども一人にかかる教育費はどのくらいでしょうか? 文部科学省「平成18年子どもの学習費調査」より、幼稚園(2年間)から高校までの公立・私立コース別の教育費の合計を下の表にまとめてみました。幼稚園から高校までオール公立の場合は548.5万円、オール私立の場合は1,625.6万円で、その差約1,077万円です。ここでいう、教育費には、学校教育費(授業料や教科書代など)、学校給食費、学校外活動費(塾や習い事など)が含まれます。

<幼稚園(2年間)から高校までのコース別教育費>

※文部科学省「平成18年子どもの学習費調査」より、ガイド平野が作成

次に大学にかかる費用です。日本学生支援機構「平成18年度学生生活調査」からの引用データで、下表は、大学4年間の学生生活費(授業料やその他の活動)に対して親が負担している金額を表したものです。学生になるとアルバイトをして授業料の補填をしたり、奨学金制度を利用する場合もありますので、全てを親が負担するとなると、実際の金額はもう少し多くなります。

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<学生生活(4年間)にかかる親からの給付額>

※日本学生支援機構「平成18年度学生生活調査」より、ガイド平野が作成

子ども一人当たりの教育費は、幼稚園から大学までオール公立の場合は約830万円、標準的な中学校まで公立で、高校から私立の場合は約1,226万円、幼稚園から大学までオール私立の場合はなんと2,145.6万円です。子ども2人を中学校まで公立で高校から私立に通わせた場合、約2,500万円というお金がかかります。この金額をみると、教育費って思った以上にかかることがわかります。(関連コラム「子育て費用、どう準備する」

住宅購入者の平均像は?

次は住宅資金についてです。住宅支援機構「平成19年度フラット35利用者調査」からマイホーム(マンション)購入者の平均像を見てみましょう。
●マンション購入の場合
・平均購入年齢37.9歳
・平均購入価格3,739万円(手持金947万円、借入金2,792万円)
・借入金の総支払額4,512万円(金利3.0%、期間35年、元利金等返済、毎月の返済額107,450円)
・購入諸費用187万円(購入価格の5%とする)
・維持費(固定資産税、管理費等、修繕積立金)875万円(年間25万円として35年分を計上)
マンション購入と維持にかかる費用は、947万円(手持金)+4,513万円(借入金の総支払額)+187万円(諸費用)+維持費875万円=6,522万円と見積もることができます。

購入した物件の価格3,739万円に対し、それ以外にかかる費用が2,783万円となり、マイホームを購入すると予想以上にお金がかかるので注意が必要です。

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●賃貸を続けた場合でも……
住宅を購入せずに賃貸を続ける場合でも、子どもの人数や成長具合に合わせて、借りる場所を広くしたり狭くしたりする必要があり、何回か引越しをすることになります。また、一生賃貸で家賃を払い続けることを考えると、住宅を購入する場合と同じくらいの住居費を見込んでおく必要があります。賃貸がトクか購入がトクかは、「賃貸vs購入!?どうする2人の住まい」をご参照ください。

老後の資金は1億円?

人生の3大支出の最後は、老後資金です。老後の生活費を簡単に見積もってみましょう。2歳年の差の夫婦を想定して、夫が60歳で定年だとします。夫が80歳くらいまで生きられるとすると、夫婦2人で暮らせる老後の期間は約20年になります。この間の生活費を例えば毎月30万円と見積もると、30万円×12ヶ月×20年=7,200万円となります。

ここから妻の一人暮らしになる訳ですが、生活費は一人分になるので、夫婦2人のときの生活費の70%と見積もります。妻が88歳くらいまで生きられるとすると、(30万円×70%)×12ヶ月×10年=2,520万円となります。夫婦2人の期間と妻一人の期間に必要な生活費を合計すると9,720万円となり、約1億円の老後資金が必要なことがわかります。(関連コラム「老後の資金1億円って本当?どう準備する?」

<老後に必要な生活費の計算>

人生の3大支出だけではない、ライフイベントにかかるお金

■人生の3大支出にかかるお金は、2億円!
人生の3大支出として、「教育資金」「住宅資金」「老後資金」を上げてきました。子ども2人の教育費、マンション購入、老後の生活費、それぞれの見積り額(あくまでも参考数値ですが……)を合計すると、ナント1億8,742万円となり、およそ2億円ということになります。

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■ライフイベントにかかるお金
ここまで、人生の3大支出ということで、「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の3つを見てきました。けれども、考えてみれば、人生は子どもに教育を受けさせたり、住宅を購入したり、老後の資金を準備するために暮らしているわけではありません。例えば、好きなものを買ったり、家族と旅行に行ったりと、普段の生活費とは別に人生を楽しむためにたくさんのお金を使います。そういったものをライフイベントに盛り込むと、2億円では済まないことになります。

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