「完全に自己責任じゃん」堀江貴文氏が失業者を擁護するジャーナリストを一喝
27日深夜に放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で堀江貴文氏が、不況で失業に悩む高齢者を「自己責任」と一喝した。
番組では、「ピケティ旋風と日本の格差」をテーマに、
日本の格差と貧困の問題が話し合われたが、
そのなかで経済ジャーナリスト荻原博子氏が、
失業者であふれる神奈川県・横浜の寿町の例を取り上げた。
荻原氏は寿町の日雇労働者を
「昔、みなとみらいを作る時に良い給料で
ガンガン働いていらっしゃったかたたちなんだけれども。
ご高齢(60歳以上)になると働けないですよね」
と、実態を訴えた。
すると、堀江氏が意見を挟み「
稼いでたときに、つまり『r』に、
どんどん(お金を)入れれば良かったんですよ」
と、失業者の投資意欲の欠落を指摘した。
堀江氏の言う「r」とは、
経済学者トマ・ピケティ氏の提唱する資本主義の方程式
「r(資本収益率)>g(経済成長率)」
の「r」のことだ。ピケティ氏は、
資本主義社会では、労働から得られる所得「g」より、
株や不動産収入など、資本による収益「r」が
上回ることを指摘している。
[ad#co-1]堀江氏は、格差に対して個人は余裕のあるうちに、
賃金を資本収益に転換すべきと指摘したのだ。
堀江氏は「とにかく消費にね、
バンバン金使っちゃって、何も投資をしてないわけじゃない。
でも本当は投資できたわけでしょ?
めちゃくちゃ稼いでたっておっしゃいましたよね?」
と、荻原氏の発言に噛み付いた。
さらに、堀江氏は
「そこで贅沢をして、夜の街とかで散財したり
パチンコやったりとかして、
めっちゃ金使ったんだと思いますよ。
だけど、それは半分くらい何か、
株式に投資をしとくとか、できたんですよ」
と、まくしたてた。
それでも失業者を庇護する荻原氏に
、堀江氏は笑みを浮かべて
「その時に『投資しなさいよ』って言って、
その人たちが素直に投資したと思いますか? 絶対できない」
「(散財を)国が『そんなのは駄目なんだ!』
って言うことだってできないわけでしょ?
じゃあ、これもう完全に自己責任じゃん」
と語り「何でそんなことをした人を
助けなきゃいけないんですか」と畳み掛けた。
[ad#co-1]このやりとりに、田原氏は
「つまりさ、自己責任で『自分は人生こう生きるんだ』
と『こうやって行くんだ』と言える人、
考えられる人と、やっぱり人の言うことを聞いて、
受け身で生きる人といるんだよね」と、しみじみ感想を述べた。
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