100万円の高級キャビア。その秘密をこっそり教えます。
高級食材として知られるキャビア。なかでも最高級の「アルマス・ペルシカス」は、販売価格が250gで100万円! ほかのキャビアといったいなにが違うのか?
[ad#co-1]カスピ海でも、ほとんど穫れないごく貴重な希少種
そもそもキャビアとはチョウザメの卵のことですが、「アルマス・ペルシカス」として使える卵はオシェトラ種のなかでも希少なペルシャチョウザメから採れるもの。この魚は、中央アジアと東ヨーロッパの境界にあるカスピ海のなかでも、ペルシャ(イラン)側に生息しています。現在は数が激減し、カスピ海ではもはやほとんど獲れない危機的状況。
生育に時間がかかることも特徴で、ほとんどのオシェトラ種では、キャビアに適した卵が採れるまでの生育期間は15年ほど。中でもペルシャチョウザメがアルマスにできるレベルの卵を産むまでには、倍以上の生育期間と最適な生育環境が必要とされ、また100%採れるわけではなく希少性は高まるばかりなのです。
ほかのキャビアと比べて、味の深みが歴然
それだけの時間と手間をかけて、ようやく採れた卵のなかでも、「アルマス・ペルシカス」に使われるのは、粒がそろい金色の輝きをまとった最高の状態のものだけ。産卵のタイミングは春先と初秋の時期のみ。当然、ごくごく限られた量しか採れないため、需要のバランスを考えながら、慎重にお腹を開きます。
気になるお味のほうですが、石川さんによれば、そのおいしさは言葉では表現が難しいそう。あえていうならば、ミネラルを多く含むペルシャの岩塩特有の甘みが感じられ、ほかのキャビアと比べて、味の深みが歴然としているとか。
購入権というステータスのおまけ付き
ちなみに今回、100万円で販売される「アルマス・ペルシカス」は、世界限定100個。日本国内では3個の販売を予定しています。美食家垂涎の「アルマス・ペルシカス」(250g)を手にできるだけでなく、さらに重要なのが今後もこのキャビアを購入する権利まで手にできること。
かつてはペルシャチョウザメが捕獲されるとペルシャのシャー、つまり王様とその一族が独占してしまい、市場にはほとんど出回らなかった、まさに正真正銘の幻のキャビア! ということは、ひと昔前であれば、自分がペルシャの王様になるか、晩餐会に招待されるような特別な人にならない限り食べられなかったキャビアと、その購入パスポートが100万円で手に入る。そう考えれば、その価値は限りなくプライスレスなのです。
「アルマス・ペルシカス」92万5925円(税込100万円)
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