幼児期に決まる!!運動神経をよくするスポーツ!
「運動神経が良い、悪い」という言葉をよく耳にしますよね。
振り返ってみると、小中学校の頃には運動の
得意不得意にまつわるちょっとした思い出がある
パパ・ママも多いのではないでしょうか。
自分の運動の得意不得意に関わらず、多くのパパ・ママが
「できれば子供には運動が得意になってほしい」
と願っていることだと思います。
運動神経の発達には、幼児期の運動経験が大切。
今回は、幼児期に何をさせてあげるのが良いのかを紹介します。
そもそも「運動神経が良い」ってどういうこと?
パパもママも運動神経が悪かったから、子供も同じ?
そんなことはありません。
筋肉の付きやすさや種類といった体質は確かに遺伝が
関わっていますが、運動神経に大きく関わるのは
遺伝ではなく、幼児期の運動経験です。
そもそも「運動神経が良い」というのはどういうこと
なのでしょうか。
「運動神経」は本来、意識的な運動に関わる神経のこと
を指します。
一方、「運動神経が良い」は運動が得意という
意味で使われますが、これは運動における複雑な信号を
脳で素早く処理・判断し、筋肉に的確な命令を出して、
その命令通りに筋肉を動かすことができるということ。
[ad#co-1] ですから、「運動神経」そのものだけではなく、脳や全身の筋肉を発達させることや体力を養うことも重要です。
幼児期には、脳も神経も体も著しい発達を遂げる時期です。
この時期にさまざまな全身を使った運動経験をさせて
あげることによって、子供の運動神経は良くなっていく
でしょう。
運動神経を良くするおすすめの習い事は?
先ほど述べたように、運動神経を良くするためには、
全身を使った総合的な体作りができるような運動がおすすめ。
体操、サッカー、野球、バレエなどいろいろなスポーツ
の習い事がありますが、中でも2~4歳の幼児期に
おすすめなのが「スイミング」です。この時期には、
何かを記憶して動いたり、道具を使ったりするものよりは、
とにかく全身を使って体で覚えるスポーツの方が効果的です。
スイミングのメリット
- 浮力によって体への負担が少ないため、成長期の子供でも関節や骨に負担をかけずに全身運動ができる。
- 全身の筋肉を左右対称に、バランスよく鍛えることができる。
- 呼吸が制限されるので、心肺機能も発達し、基礎体力がつく。
- 手足の動作、呼吸など、さまざまな運動を連動して動かすため、神経だけでなく脳の発達も促される。
4~6歳になれば、ボールを使った運動や、ルールのある
スポーツ、リズムやイメージを体現するダンスなどもおすすめ。
子供の年齢や成長にあった運動を行うことが大切です。
[ad#co-1]自発的な「遊び」も効果的!毎日60分以上体を動かす
また習い事だけではなく、運動神経を良くするには普段の
遊びもとっても重要。かけっこ、砂遊び、散歩、お手伝いなど、
子供が自発的に体を動かせるものならなんでもOKです。
子供の運動能力の低下が懸念される昨今、文部科学省では
「幼児期運動指針」を発表し、毎日合計で60分以上の
運動時間を意識的にとることを推奨しています。
幼児は発達の個人差が大きいので、他の子と比べず、
子供に合った、子供が喜ぶ運動を一緒にしてあげると
良いでしょう。
いかがでしたか?
運動は、勉強面でも役立つ意欲や集中力を養うことに
つながります。ぜひ子供のうちにさまざまな運動経験
をたくさんさせてあげてくださいね。
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