“愛することと好きは違う”。ブラッド・ピット。良い男性が結婚を決意した時
こういう男になります
交際から8年を経てついに結婚した、
世界で最もセクシーなカップル、ブラピとアンジー。
美貌と幸運に恵まれてハリウッドの頂点に立つスター同士
の恋は、平凡な一般人からみると、夢物語のように思える。
「あれだけのルックスと魅力があれば、
きっと恋だって思い通りにうまく行くんでしょうね」って。
交際から8年を経てついに結婚した、
世界で最もセクシーなカップル、ブラピとアンジー。
美貌と幸運に恵まれてハリウッドの頂点に立つスター同士
の恋は、平凡な一般人からみると、夢物語のように思える。
「あれだけのルックスと魅力があれば、
きっと恋だって思い通りにうまく行くんでしょうね」
って。でもそれはちがう。ブラピはバツイチだし、
お相手のアンジーに至ってはバツ2。ふたりとも、
愛に破れて傷ついて来た者同士。
だからこそ、2011年に婚約してから結婚まで、
3年もかけて慎重になってきた。
そして、そのブラピが最後に結婚に踏み切った理由が、
次のひと言に凝縮されている。
家族って、リスキーな事業だよね。
愛情が大きければ大きいほど、失うものも大きくなる。
トレードオフみたいなものさ。
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だけど僕はそれを、
すべて引き受けよう。
A family is a risky venture, because the greater the love, the greater the loss… That’s the trade-off. But I’ll take it all.
ブラピが言うように、家族って、本当に難しい。
それは、ブラピの場合、文字通り「お金で買った」
(というと聞こえは悪いけれど手続き上の話ね)
世界各国の養子3人と、実子3人の、
言わば”合併企業”みたいなファミリーだから、
なんて事情は差し引いても。
本来ならば、地球上で最も心からほっと出来る場所が
家庭であるべきなのに、現実では、いちばんストレスを
感じる場所であることだって少なくない。
それは実の家族であっても、そうでなくても。
ブラピは「家族」と表現しているけれど、この言葉は、
「結婚」のことを差すと思っていいだろう。
もっと言うと、彼は「愛すること」について語っているんだ
と思う。それは、恋の「好き」とは全く別物だ。
愛とは、常に痛みと葛藤を伴う。
ということを、私は初めてひとを愛したときに知った。
恋するときは自分を偽りながらでも付き合うことが
可能だけれど、愛し合うためには、
無防備な自分をさらけ出さなければならない。
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ほら、家族の前では、誰でも無防備で居るでしょう?
そして愛とは、無条件に相手を受け入れることでもある。
そうやって完全に心を許している相手が、
もしあなたの信頼を裏切ったり、あなたを傷つけたりしたとき。
その傷は、想像もつかないくらい深いものになるだろう。
あなたは相手を愛してしまった。
大切な家族として何年間も一緒に過ごし、
財産も経験も共有し、同じ夢や目標を追う仲間だと思っていた。
その相手…夫なのか妻なのか子供なのか…
があなたを失望させるとき、愛が深ければ深いほど、
あなたは痛手を負うことになる。
そしてこの言葉を発したブラピは、
元妻のアニストンや元恋人のグウィネス・パルトロウとの
破局で、愛する人を何度も失って来ているのだ。
だけど。愛情が大きければ、一緒に過ごす喜びが大きいのも
事実なんだよね。だから人は、何度愛に失望させられても、
愛への希望を捨てられない。きっとブラピはアンジーと出会った
ことで、愛することに再び希望を見出せたのだと思う。
「もしかして、この人とだったら永遠の愛を築けるかもしれな
い」。「本当の自分を見せて、相手の嫌なところを全部
知っても尚、一緒に居られるかもしれない」、と。
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だから自分の人生のすべてを賭けて、
アンジーとの結婚という事業に打って出た。
恐怖に打ち克ってリスクを取ったものだけが
手に入れられる喜びがあるってことを、知っているからこそ。
結婚の定義を
「好きなときにベッドでアイスクリームが食べられること!」
と答えていた30代の頃とは、明らかに変わったブラピ。
上のフレーズからは、そんな自由と引き換えにしても、
結婚してアンジーと子供たちを一生守って行きたいという、
男の決意が伺える。
この結婚が長続きするかどうかは、誰にもわからない。
だけど大事なのは、ブラピほどのイイ男に、
そこまで決意させたということ。
男性にとっては愛する人の幸福や未来に対して責任を持つ
ということが、何よりの愛の証しなんだもの。
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