監視カメラにもリモコンにもスピーカーにもなるオシャレな球体

監視カメラにもリモコンにもスピーカーにもなるオシャレな球体

Branto

 

デザインが優れているものは往々にして機能や使い勝手が悪い…と考えているアナタ。
そんな先入観を排除してくれるような、オシャレな球体があります。

 

上半分が鏡面の小さな球体。これ、実に侮れない球体なのだ。

留守中のペットが気になる、隣部屋の赤ちゃんの様子が気になる、というときにも役立つし、帰宅前に部屋の温度を快適にしておこう、なんてときにも役に立つ。おまけに、留守中に不審者が侵入しようとすると、外出先のユーザーに知らせてくれる。

いったい、この球体は何者なのか? 一言では説明できないこの球体の名は、『Branto』という。

 

360度見回すことができるホームセキュリティ

『Branto』は現在、米デラウェア州のスタートアップBranto社がクラウドファンディングの『Kickstarter』で資金調達をしているスマートホームデバイスだ。

『Branto』は手のひらに乗るサイズの球体で、上半分がマジックミラーになっている。

その内側には、左右360度、上下90度に撮影できるカメラが内蔵されている。

[ad#co-1] Brantoにはカメラが内蔵されている

このカメラで撮影した映像は、外出先でもスマートフォンで見ることができる。

つまり、外出先や隣の部屋から『Branto』を置いた部屋の中を360度見回すことができるホームセキュリティカメラとしての役割を果たしてくれる。

隣部屋で眠っている子供の様子も確認できるし、外出中にペットの様子を確認することもできる。暗闇でも撮影が可能だから、深夜の侵入者もばっちりおさえられ、しかもモーションセンサーで窓の外から覗いている不審者を見つけることもできるのだ。

異常を探知すれば知らせてくれる

使い方は他にもあり、オフィスの会議室に置けば、遠隔地で会議の状況を見ることができる。

仮に停電してしまった場合でも、内蔵バッテリーで最大24時間稼働を続けるので、停電を狙った侵入者も監視できる。また、マイクも内蔵されているので、遠隔地で部屋の音を確認することもできるし、ガラスが割れる音などがすれば、アラートで知らせてくれる。

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『Branto』のセキュリティは徹底しており、『Branto』が取得したデータはクラウドには保存せずに、ユーザーが使用しているローカルデバイスに保存される。もちろん、通信は暗号化されている。

 

セキュリティだけではない

『Branto』はセキュリティだけに役立つのではない。

BluetoothとZigBeeを内蔵しているので、エアコンやテレビ、照明などのスマート家電を遠隔操作することもできるから、寒い日に帰宅前に部屋を暖めておくことや、逆に暑い日に冷やしておくこともできる。

また、ステレオスピーカーも搭載しており、スマートフォンの外部スピーカーとしても利用できる。

 

ドアの開閉もキャッチする

さらに、『Branto Bit』というオープン・クローズセンサーをドアや窓に取り付ければ、ドアや窓の開閉を『Branto』がキャッチすることができるようになる。

『Branto Bit』は非常にコインほどに小さなデバイスなので、設置しても目立たない。

Branto Bitで開閉キャッチ

 

以上のように、『Branto』はセキュリティからスマート家電のコントロール、スピーカーまでをこなすマルチデバイスだ。

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Branto社は『Kickstarter』で、自宅、オフィス、実家の3台に設置することを推奨している。

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