[株の基礎知識]初めて株をする前に③株式投資のリスク

[株の基礎知識]初めて株をする前に③株式投資のリスク

株 リスク [ad#co-1]

投資には興味があるけれど、

株式投資はギャンブルみたいで

手を出しにくいとあなたは感じているかもしれない。

実際に株式投資を行う際のリスクと、

リスクを軽減する方法について見てみよう。

2つの収入源プロジェクト

 

株式投資のリスクとは?

まず、株式投資におけるリスクには

どのようなものが考えられるだろうか。

3つの場合に分けて見てみよう

【株リスク1】株価の値下がりによるリスク

株価が下がると保有する株式の価値も下がる。

つまり、100万円で購入した株式が

株価暴落に伴い60万円の価値になってしまえば、

40万円が失われたことになる。

通貨とは異なり、額面の価値が変動するのが株式である。

10,000円紙幣は常に10,000円の価値があるが、

10,000株の株券は、

株式を10,000保有することは証明しても、

普遍の価値までは保証してくれないということだ。

【株リスク2】株を換金するまでのリスク

株券は金銭的価値は持つものの通貨ではないため、

お金として利用するためには換金する必要がある。

だが、実は株券を証券会社に売却して

現金として受け取るまでには4営業日が必要だ。

そのため急な換金には対応できない。

【株リスク3】倒産によるリスク

保有している株券を発行する企業の業績が悪化すると、

株価も下がり、株を保有する投資家の

資産も減少することになる。

さらに業績が悪化して企業が倒産してしまうと、

株価は下がるどころか価値がなくなってしまい、

株券はただの紙になってしまうのだ。

倒産する前に吸収合併などが

行われる場合はこの限りではないが、

株は価値がなくなるかもしれないという

リスクを常にはらんでいるということは覚えておこう。

株式投資はギャンブルなのか?(株リスクを低減する)

次にギャンブルと株式投資の仕組みの違い、

そして株式投資のリスクを低減させる方法について見ていこう。

株とギャンブルとの違い

「大勢から資金を集め、一部の人がその合計を受け取る」

ことで成り立っているのがギャンブルだ。

さらに言えば、集めた資金はすべて

一部の人に渡されるのではなく、

ギャンブルを取り仕切る人が間に立って

資金の一部を手数料として差し引き、

その残りを一部の人に渡すことになる。

だが、株式はそのような仕組みではなく、

企業が成長すれば株の保有者は皆恩恵を受け、

反対に企業が衰退すれば皆損失を被る。

また、運に100%任せてしまうのではなく、

自分で銘柄を選択し成長株を読むことができるのも、

ギャンブルと株式投資の大きな違いだ。

もちろん株式投資においても

予測がつかない出来事が起こることはあるが、

ある程度は先が読めるのでギャンブルとは安心感が違う。

株リスクを低減させる方法

株式投資によるリスクを最小限にするために、

あなたは、ある程度株式を分散させて保有することと、

企業の業績、経済情勢をよく読むことが必要である。

株式を分散させて保有しておけば、

最悪の場合倒産しても、

すべての保有株を失うことは避けられる。

また、経済情勢に詳しくなるにつれ

株の動きにも理解が深まり、

損失を被る割合も減少させることができるようにもなるだろう。

まずは少額取引から始めよう

初心者は株式投資の経験値を積むまで、

少額取引で投資スキルアップをはかることをおすすめしたい。

株価が下がり元本割れしたとしても、

少額取引ならダメージも少ない。

国内株式はほとんどの場合100株

や1000株を最小取引単位としているが、

ミニ株と呼ばれる最小取引よりも

小さな単位で購入できる制度を利用すると、

1株単位で購入することも可能だ。

トヨタやソフトバンクなどの大手企業でも、

ミニ株を利用すれば1万円円以下で購入することができるのだ。

 

 

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