「国民生活に関する世論調査」でわかる日本人の無知

内閣府が27日公表した「国民生活に関する世論調査」によると、現在の所得・収入に「満足」「まあ満足」と答えた人は計48.1%で前年比2.4ポイント増となり、2年連続で改善しました。

さらに、「現在の生活」に関する質問では、「満足」「まあ満足」が前年と同じ計70.1%。「やや不満」「不満」の計28.5%を大きく上回っています。また、「住生活」では計81.4%、「自己啓発・能力向上」では計61.1%、「レジャー・余暇生活」では計62.2%が「満足」「まあ満足」と答え、いずれも調査開始以来最高となりました。

※調査は6月23日~7月10日、全国の男女1万人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は62.8%。18歳選挙権の導入を踏まえ、内閣府の定期的な世論調査として初めて対象年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げた。

一方で。5月に閣議決定された2016年版の「高齢社会白書」からは、とても「現在の所得・収入」や「現在の生活」に満足しているという姿は想像ができません。。。

「高齢社会白書」では内閣府が日本を含む4カ国の60歳以上を対象に、15年に実施した意識調査結果を紹介しているのですが、貯蓄や資産が「足りない」と答えた割合も日本が57.0%と最多で、次いで多かった米国の24.9%と大きな差がありました。

また、50代までに行った老後の経済的な備えを尋ねたところ、「特に何もしていない」と答えた割合は日本が42.7%だったのに対し、米国、ドイツ、スウェーデンはいずれも20%台でした。

これをみると老後の備えをしていない人が多い中で

老後、お金が足りなくなっている人が多数だということがわかる

その割に今の生活には満足している人が多いと・・・

そもそも現状に満足しているというのは今以上を求めないということが

向上心や自分の知らないことへの好奇心が希薄な日本人が増えているということだろう

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