仕事のデキる人が「すみません」を使わない理由

仕事のデキる人が「すみません」を使わない理由

すみません

「すみません」
この5文字からなる言葉を1日の中でどのくらい

使っているだろうか。自分の態度を示す表現としてどんな

場面でも使える汎用性の高さから、ついつい多用してしまう。
ところが、この「すみません」を乱発していると、

出世できないといわれている。

えっ、なんで? いいじゃん!

申し訳ない気持ちを伝えているわけだし

、誰も気分を害さないじゃないか。でも、よく考えてほしい。

例えば何か手伝ってもらったとき、相談に乗ってもらったとき、

悪いことをしていないのに「すみません」という

お詫びの言葉を伝えるのは本当に適切なことなのか?

本来ならば、感謝の気持ちを表現する「ありがとう」

の方がいいのではないか?
また、「すみません」ばかり使っていると、

その言葉の重みはどんどんなくなっていき、いざというときに

お詫びをしても「どうせ反省していないんだろう」

と思われることもあるだろう。
使いやすい言葉だからつい口にしてしまうが、

力関係が駆け引きに影響するビジネスシーンにおいて、

デキる人は自分を卑下する「すみません」という言葉を簡単

には使わない。それよりも感謝を示す言葉を使ったほうが

、自分も相手も気持ちよくその後の仕事に取り組むことが

できるはずだ。

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こうした言葉の一つの選び方で、仕事の進み具合は大きく

変わってくる。
ビジネスシーンでどの言葉を使うか困ったときに役立つ一冊

『言葉の選択』(大なぎ勝/著、秀和システム/刊)には、

シチュエーション別に使うべき言葉のイロハが詰まっている。

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○上司に相談を持ちかけるとき
常に忙しそうな上司に相談をしたいとき、

「すみません、相談したいことがあるのですか、

お時間よろしいですか?」といった具合に、

まず時間を取ってもらえるかどうか丁重にお願いする人が

多いだろう。しかし、この場合は、

「△△の件で、ご相談があります。お時間を調整していただきた

いのですが」と具体的に話を持ちかけたほうが、

上司はどれだけ重要な案件なのか把握できて動きやすくなる。

もちろん、声をかけるタイミングはちゃんと考えよう。

○取引先からの仕事を依頼を断る時
せっかくの取引先からの業務依頼を、キャパシティオーバーで

断らざるを得ないときは、どう断ればいいのか。

回りくどく説明するよりは、「せっかくご依頼いただきました

が、業務が立て込んでおりまして、ご要望にお応えすることが

厳しい状況です」とキッパリ断った方がいい。

現状の仕事で溢れている状況で、相手に希望を持たせてしまい結

局受けることになった場合、今持っている仕事にも悪影響が出て

しまう可能性があるからだ。これで信頼がなくなることはそうな

いことだし、逆に仕事を受けて「できませんでした」の方が信頼

失墜につながる。それでも自社で、とお願いされたら時間的猶予

を確認して余裕を持って対応できるようにしよう。

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「すみません」を多発しないことも、具体的に相談を持ちかけ

ることも、キッパリ断ることも、業務を今以上に捗らせるために

大切なこと。なんとなく返答したり、なんとなくお願いをしたり

するのではなく、自分が発する一言一言を大事にしながら仕事に

取り組んでみてはいかがだろうか。

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